2013年02月22日
相手のことを考えると・・・
このような相談を見つけました
職場での悩みのようですが、登場人物は下記の2人。
①相談者
②Sさん
この2人は同期入社で、パートという立場で同じ仕事をしているようです。
年は相談者の方が上とのことです。
相談とは・・・
Sさんはきっちりとした性格のため、相談者のミスを必ず指摘してくる。
しかし、そんなSさんも自分と同じ位の頻度で同じようなミスをしているため、
毎回毎回ミスを指摘してくるのはやめて欲しい!!
そのことをSさんに伝えるべきかどうなのか悩んでいるとのことです。
ちなみに相談者は、「ミスは誰にでもあるから」という理由で、あえてSさんのミスは指摘していないため、Sさんは「自分は完璧に仕事をしている」と思っているようです。
そしてこの相談者は、以前Sさんに対しミスを指摘した際、
Sさんを泣かせてしまったという苦い経験があるそうです。
さて、どうしましょ?
ミスを指摘するのをやめて欲しいという相談者にも問題があるのかもしれませんが、今回はどのようにSさんに対して伝えたらいいのかを書いてみます
-------------------------------------------------------------------
まず、相談者は「ミスは誰にでもあるから」という理由でSさんに対して指摘をしないようですが、私はそこに問題があると感じました
相談者がよかれと思ってやっていたことが、逆に自分を苦しめる結果になってしまっているのではないでしょうか?
『あなただってミスしてるけど、私は黙ってあげているのよ。
なのに、何故あなたは私のミスを指摘してくるの!
もうっっっっ!!』
こんな感じでしょうか?
相談者は、Sさんのミスを指摘しない理由を「ミスは誰にでもあるから」と言っていますが、Sさん本人は自分は完璧だと勘違いしてしまっている可能性があります。
勘違いしてしまっている人に対して、自分がミスをしているのを察して欲しいと思ったところで気づくはずがないのではないでしょうか?
自分が注意をしながら作業をし、それに対して周囲が何も言ってこなければ、自分のやっている事が間違いないと思ってしまうのも無理はありません
私は、
「ミスは誰にでもあるから」指摘をしないのではなく、
「ミスは誰にでもあるから」お互いに気をつけよう!!
そのような意識で、ミスが発生しやすい所や状況等を共有すべきだと思いました。
他人が犯してしまったミスは、自分も気をつけようと思うでしょう。
そして、自分が犯してしまったミスは、同じ過ちを繰り返さないように気をつけようと思うでしょう。
そして第2の問題点。
相手への伝え方です。
この相談者は、以前Sさんを泣かせてしまったと書いてあります
相手を泣かせてしまうような言い方をしてしまったということは、相談者は日々の我慢を溜めてしまったこと等によるストレス(マイナスエネルギー)を一気にSさんへぶつけてしまった可能性があります。
エネルギーは自分が出したものがそのまま相手から返ってくる可能性が高いです。
自分が「プラスエネルギー」を出せば相手からも「プラスエネルギー」が返ってくるでしょう。
逆に、自分が「マイナスエネルギー」を出せば相手からも「マイナスエネルギー」が返ってくるでしょう。
Sさんは泣くことにより、自分が相談者から受けてしまったマイナスエネルギーを「涙」として体外へ出した訳ですが、ひどい場合は口論となったり、殴り合いの喧嘩にも発展しかねません
「マイナスエネルギー」を出さずに他人のミスを指摘するには、
自分の感情を出さずに冷静に発言することが大切だと私は思います。
相手が100%間違っていると分かっていたとしても、上から目線で「指摘」をするのではなく、下手に出て「確認」をすることにより、言われた相手は自然な流れで、再度自分の作業に誤りがなかったかを確認することでしょう。
こちらが「マイナスエネルギー」を出さずに伝えることができれば、相手は「マイナスエネルギー」を返してくることなく、素直にミスを認めてくれるのだと思います。
自分のことは
自分ではなかなか気づけません。
分かっていると思っていても分かっていない。
気づいていると思っていても気づいていない。
だから、お互いに自分が感じたことを素直に相手に伝えてあげることが大切なのだと思います。
相手に気を使って「伝えてあげない」のではなく、
言葉や言い方に気を使いながら「伝えてあげる」
それが大切なのだと私は思いました。
今回は、相談者やSさんの性格、状況、Sさんの言い分等々は全く分からないため、自分のミスに気づいていないSさんに対してどのように対応すればお互いの気分を害さずに仕事をしていけるのかを書いてみました
ありがとうございます

職場での悩みのようですが、登場人物は下記の2人。
①相談者
②Sさん
この2人は同期入社で、パートという立場で同じ仕事をしているようです。
年は相談者の方が上とのことです。
相談とは・・・
Sさんはきっちりとした性格のため、相談者のミスを必ず指摘してくる。
しかし、そんなSさんも自分と同じ位の頻度で同じようなミスをしているため、
毎回毎回ミスを指摘してくるのはやめて欲しい!!
そのことをSさんに伝えるべきかどうなのか悩んでいるとのことです。
ちなみに相談者は、「ミスは誰にでもあるから」という理由で、あえてSさんのミスは指摘していないため、Sさんは「自分は完璧に仕事をしている」と思っているようです。
そしてこの相談者は、以前Sさんに対しミスを指摘した際、
Sさんを泣かせてしまったという苦い経験があるそうです。
さて、どうしましょ?
ミスを指摘するのをやめて欲しいという相談者にも問題があるのかもしれませんが、今回はどのようにSさんに対して伝えたらいいのかを書いてみます

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まず、相談者は「ミスは誰にでもあるから」という理由でSさんに対して指摘をしないようですが、私はそこに問題があると感じました

相談者がよかれと思ってやっていたことが、逆に自分を苦しめる結果になってしまっているのではないでしょうか?
『あなただってミスしてるけど、私は黙ってあげているのよ。
なのに、何故あなたは私のミスを指摘してくるの!
もうっっっっ!!』
こんな感じでしょうか?
相談者は、Sさんのミスを指摘しない理由を「ミスは誰にでもあるから」と言っていますが、Sさん本人は自分は完璧だと勘違いしてしまっている可能性があります。
勘違いしてしまっている人に対して、自分がミスをしているのを察して欲しいと思ったところで気づくはずがないのではないでしょうか?
自分が注意をしながら作業をし、それに対して周囲が何も言ってこなければ、自分のやっている事が間違いないと思ってしまうのも無理はありません

私は、
「ミスは誰にでもあるから」指摘をしないのではなく、
「ミスは誰にでもあるから」お互いに気をつけよう!!
そのような意識で、ミスが発生しやすい所や状況等を共有すべきだと思いました。
他人が犯してしまったミスは、自分も気をつけようと思うでしょう。
そして、自分が犯してしまったミスは、同じ過ちを繰り返さないように気をつけようと思うでしょう。
そして第2の問題点。
相手への伝え方です。
この相談者は、以前Sさんを泣かせてしまったと書いてあります

相手を泣かせてしまうような言い方をしてしまったということは、相談者は日々の我慢を溜めてしまったこと等によるストレス(マイナスエネルギー)を一気にSさんへぶつけてしまった可能性があります。
エネルギーは自分が出したものがそのまま相手から返ってくる可能性が高いです。
自分が「プラスエネルギー」を出せば相手からも「プラスエネルギー」が返ってくるでしょう。
逆に、自分が「マイナスエネルギー」を出せば相手からも「マイナスエネルギー」が返ってくるでしょう。
Sさんは泣くことにより、自分が相談者から受けてしまったマイナスエネルギーを「涙」として体外へ出した訳ですが、ひどい場合は口論となったり、殴り合いの喧嘩にも発展しかねません

「マイナスエネルギー」を出さずに他人のミスを指摘するには、
自分の感情を出さずに冷静に発言することが大切だと私は思います。
相手が100%間違っていると分かっていたとしても、上から目線で「指摘」をするのではなく、下手に出て「確認」をすることにより、言われた相手は自然な流れで、再度自分の作業に誤りがなかったかを確認することでしょう。
こちらが「マイナスエネルギー」を出さずに伝えることができれば、相手は「マイナスエネルギー」を返してくることなく、素直にミスを認めてくれるのだと思います。
自分のことは
自分ではなかなか気づけません。
分かっていると思っていても分かっていない。
気づいていると思っていても気づいていない。
だから、お互いに自分が感じたことを素直に相手に伝えてあげることが大切なのだと思います。
相手に気を使って「伝えてあげない」のではなく、
言葉や言い方に気を使いながら「伝えてあげる」
それが大切なのだと私は思いました。
今回は、相談者やSさんの性格、状況、Sさんの言い分等々は全く分からないため、自分のミスに気づいていないSさんに対してどのように対応すればお互いの気分を害さずに仕事をしていけるのかを書いてみました

ありがとうございます